Win10x64がインストールできない
VMwareでWindows10 64ビット版をインストールしようとしたら「64ビットのゲストOSは、このホストではサポートされていないため、起動できません。」と表示されました。
どうしてもVMwareで64bitWindows10で確認したいことがあったので、調査しながら対処しました。そのときの手順を忘備録として残しておきます。
ご参考になれば幸いです。
Intel VT-Xの確認
まずは、BIOSでIntel VT-Xが有効になっていることを確認しました。
これは有効になっていました。
また、「タスクマネージャ」でも仮想化が有効になっています。
Hyper-Vを確認
コントロールパネルの設定でHyper-Vを確認してみます。
「コントロールパネル」→「プログラムと機能」→「Windows機能の有効化または無効化」を選択し、「Hyper-Vプラットフォーム」と「Hyper-V管理ツール」の両方がOFFになっていることを確認しました。
これも両方ともOFFになっています。
VirtualCheckerを使って確認
CPUが備える仮想化支援機能をチェックできるVirtualCheckerを使って仮想化が設定されているか確認してみます。
VirtualCheckerはこちらから
おっと、やはりIntel VT-XがUnsupportedになっています。
Systeminfoで確認
コマンドプロンプトで「SystemInfo.exe」を打ち込んで状態を確認してみます。
Hyper-Vが完全には無効にできていないようです。
bcdeditでHyper-V無効化
BcdEditを使ってHyper-Vを無効にしてみます。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
>bcdedit /set hypervisorlaunchtype off
と入力します。
「この操作を正しく終了しました」と表示されたらマシンを再起動します。
再起動後いコマンドプロンプトでsysteminfoを起動すると下記表示になりました。
VirtualCheckerで再確認
VirtualCheckerで再確認してみると、Intel VT-XがEnabledになりました。
これでVMwareでWindows10 64ビット版がインストールできました。
