【WPF】タスクバーのようなアプリケーションを作る

WPF WPF

デジタルサイネージなどでのアプリケーションでは、タスクバーのように画面の端に固定して他のアプリケーションが被さらないようにデスクトップ領域を変更したいときがあります。
実際は、タスクバーを消したりしてあたかもタスクバーのように見せたりすることがあります。
今回は、アプリケーションデスクトップツールバーについてのサンプルを載せておきます。

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今回のサンプルの動作

左図は、通常のWindows10のデスクトップです。下にタスクバーのStartボタンが見えます。
真ん中の図は、今回作成したなんちゃってタスクバーのテスト版です。ここでは、タスクバーに被らないように左端にピンクのバーを作成しています。デスクトップのショートカットがずれているのがわかると思います。なんちゃってタスクバーをフルサイズにしているので、Startボタンが隠れてしまいました。
右図は、ブラウザを最大表示したものです。なんちゃってバーに被っていないことがわかると思います。タスクバーを触るとタスクバーがTOPになってしまいます。実際は、タスクバーを隠すか、削除してしまえば問題ないと思います。

通常のデスクトップ
なんちゃってタスクバー
ブラウザ最大化

アプリケーションデスクトップツールバーは、Win32APIを呼び出して使うことになります。アプリケーションデスクトップツールバーの登録を行うには SHAppBarMessage で設定します。今回は、左端に固定するためにABE_LEFTを指定しています。

サンプルプログラム


参考
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/shell/application-desktop-toolbars

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