スカイラインR33 プラモデルを電飾してみる

R33 GTS25t プラモデル
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AOSHIMA 1/24 SKYLINE GTS25t TypeMの電飾

プラモデルを本格的に電飾してみよう」で検討していた内容で、4輪のプラモデル電飾を行います。LEDの数がオートバイに比べるとかなり多くなるので、1出力で複数のLEDを制御することになります。そのため、かなりの配線量になりそうです。基板からプラモデルに配線する電線は極力少なくしたいので、プラモデル内で分配したいと思います。電線をそのまま分配するには電線の半田付けがちょっと大変そうですし、プラモデルの組み立てにも作業が難しくなりそうです。そこで、分配用の基板を制作します。

分配基板

はさみで切れる薄型のユニバーサル基板を使って分配基板を作ってみました。分配基板上に各LEDの1/6Wの電流制限用抵抗を載せています。できるだけ小さくしたかったので、ショートタイプのヘッダピン(ソケット)を使っています。いずれは、専用基板化したいと思っています。

仕様

ダイソーのコレクションボックスのベース全面に穴をあけ、焦電センサーを全面に向けます。
(焦電センサーは透明なプラスチック内だと反応しないので)
ケースのベース上面に光センサー(Cds)を取り付けます。
電源はケースのベースに収まるサイズの単4×3にします。

動作仕様

焦電センサーが人を検知したら1サイクル動作を始める。
1サイクルの動作後、1分は人を検知しても動作を止めておく。
1サイクルの動作はランダム。
動作開始時、Cdsの設定した明るさよりも暗くなっていたら、夜間モードで動作する。
・夜間モード
  スモールライトのみ点灯またはヘッドランプも点灯。(どちらかランダム)
・動作サイクル
  ブレーキ
  ポンピングブレーキ
  右折
  左折
  ハザード
  パッシング
  全LED点滅

制御基板

今回は、後学のためPIC16F1827と違うPICを使ってみます。入出力点数は少ないですがPIC16F1827よりちょっと安価な14pinのPIC16F1823を使います。また、1つの出力で複数のLEDを点灯するため、電流が少々増えそうなので、念のため出力にトランジスタアレイを利用します。

基板は以前Eagleで設計した基板を中華CNCフライスで切削したものです。
結構小型化していると思います。PCを交換したときにEagleからKiCADに乗り換えたので、次回からはKiCadで再設計したいと思っています。

システム

回路図

回路図はKiCad7で書き直したものです。

部品表

部品型式個数備考
PICPIC16F1823
トランジスタアレイ TD620031ダーリントンシンクドライバ
抵抗器100kΩ 1/4W2
10kΩ 1/4W1
可変抵抗器100kΩ 1
コンデンサ0.1uF1
ピンヘッダL型
焦電センサEKMC1601111
Cds1MΩ1

制御基板

テスト用に焦電センサとCdsを入力ピンに直接接続しています。
写真の基板は昔Eagleで設計し中華CNCフライス盤で削り出したものです。
60×30で「GSX400FS プラモデルを電飾」のときのブレッドボード配線のユニバーサル基板よりもかなりコンパクトになったと思います。
フライス削り出しなので、片面基板でパターンに試行錯誤しました。また、フライスの加工パラメータにも四苦八苦し、配線幅をすこし広めでようやく見栄えの付きそうな基板になりました。
両面基板にすればもう少しコンパクトな基板になりそうです。(フライス作成だとかなり難しそうですが)

部品面

R33基板部品面

半田付け面

R33基板はんだ付け面

作品

あまり映りがよくありませんが、見てやってください。

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