NiPoGi AK1PULSを毎日のように外出先からChrome Remote Desktopで遠隔操作をしています。
NiPoGi AK1PULSはNASのように使っていることもあり、電源を入れっぱなしのときもあります。(Wake On LANを設定しているので、外出先からでも電源を入れることができるのですが…)
あるとき、リビングのTVの裏に置いてある(隠してある?)NiPoGi AK1PULSのFANの音がちょっと気になりました。購入してから半年毎日のように使っているのですが、もうFANが痛んできたか?と思ったのですが、筐体がちょっと暖かくなっていました。
CPUが100%
タスクマネージャを開いてみたところ、CPUが100%になっていることがわかりました。
これはさすがにFANもフル回転しますよね。
CPUをガンガン動かしている原因を調べてみましょう。
タスクマネージャの「プロセス」を見ます。
ホストプロセス(32ビット)が85%以上もCPUを占有していることが確認できます。
Chromeリモートデスクトップが原因
このホストプロセスとは何なんでしょう?
ホストプロセスを選択して右クリック、コンテキストメニューから「プロパティ」を開きます。
すると、「remoting_host.exe」であることがわかりました。ファイルの場所を見るとChrome Remote Desktopのようです。
「詳細」タブを開くと、製品名が”Chromeリモートデスクトップ”になっています。ChromeリモートがCPUを占有していることが明確です。
ちなみに、数時間前までChromeリモートデスクトップ接続していましたが、確認している最中はChromeリモート接続は切断しており、Microsoft RDP接続しています。
「タスクマネージャ」で「ホストプロセス」を「タスク終了」するとCPUは10%程度になりました。
なお、Chromeリモートデスクトップ接続をしていないとき、remoting_host.exeのCPU占有率は0%でした。
NiPoGi AK1PULはWindows 11 Proなので、自宅で使用するときはいつもMicrosoftリモートデスクトップで利用しています。外出先から利用するときのみChromeリモートデスクトップを利用しています。外出先からのリモート接続にはとても便利ですからね。
これから、他のPC(Magnate IM, KR Direct等)をリモートデスクトップで検証してみようと思います。
KR Directはこれから中華フライスの制御用として、ガレージで作業することが多くなります。そのため、Chromeリモートデスクトップは必要不可欠なので徹底的に検証してみようと思います。
リモートデスクトップ接続でCPU使用率を測定
NiPoGi AK1PULをリモート接続したときのCPU使用率を測定してみます。
RDC接続種類 | コントロールPC | CPU使用率 |
---|---|---|
Chromeリモートデスクトップ | Magnate IM→AK1PLUS | 15% |
Chromeリモートデスクトップ | KD Direct→AK1PLUS | 15% |
Microsoftリモートデスクトップ | Magnate IM→AK1PLUS | 11% |
Microsoftリモートデスクトップ | KR Direct→AK1PLUS | 11% |
*ネットワークの構成はこちらを参照してください。
CPU使用率は100%! Chromeリモートデスクトップは64~85%程度占有しているのがわかります。
外のネットワークから長時間利用しているとremoting_host.exeが回りっぱなしになってしまうのか?
短時間テザリングしたときにCPU使用率を確認したら、20~30%だったのですが。
とりあえずまとめ
家内LANで短期間に使っているときは、CPU使用率が際立って上がっていません。
いつも利用している外出先からテザリングで接続して測定してみようと思います。
外出先でテザリングするとCPUが100%になった状態になっているようです。
今度は、パフォーマンスモニタでCPUの状態を記録しておこうと思います。